太陽の塔

先週、大阪の高槻に住む姉のところに父母をつれて遊びに行った。そのついでに太陽の塔を見ようと提案した。森見登美彦さんの「太陽の塔」という小説を読んだり浦沢直樹さんの「20世紀少年」という漫画を読んだりして太陽の塔にそこはかとない憧れを抱いていた。
姉の家まで父の車で行った。父の車にはカーナビゲーションが搭載されている。目的地を万博記念公園にセットして太陽の塔へ向かった。カーナビゲーションが高速道路にのるよう勧めるので高速道路にのった。高速道路にのって少し進むとカーナビゲーションが「目的地はこのあたりです」と仰った。高速道路の脇にこんもりと森があり、そこから顔を出して確かに太陽の塔がそびえていたし、目的地はこのあたりのようだった。しかし、太陽の塔はどんどん背後に遠ざかっていく。太陽の塔からかなり離れた高速道路の出口を出て、一般道を使うルートにカーナビゲーション設定しなおた。太陽の塔の周りの森の周りを一方通行の2・3車線の道路が囲んでいる。太陽の塔を右手に進むような道路だ。太陽の塔に近づこうと右車線をとっていると駐車場がない。駐車場はいつも左側車線から入るようだ。そんなんで太陽の塔の周りの森の周りを一周半してしまった。駐車場から森の周りの道路を渡る歩道橋を渡り万博記念公園の入り口に来ると門はしまっていた。水曜日は定休日らしい。