部分日食

金環日食が見れるということで食の入りから見ようと早起きをした。前日の天気予報では曇りということで日食観測は難しいかもという話しだったが、起きると日が射している。これはこれはと思い、3年前から用意していた太陽を見るメガネをして太陽を見た。もう太陽の右上が少し欠けている。家じゅうの雨戸を開けたり母に太陽の欠け具合を報告しているうちに太陽が雲に隠れてしまった。太陽が雲に隠れるというよりも空に青空の隙間がなくなってしまった。東京あたりでは見えるらしくテレビ画面にはカウントダウンをしたりはしゃいだり感動に浸っている人々が映し出されている。がっかりしながら朝食を食べていると外が明るくなりだした。外に出て太陽を見るメガネをかけて太陽を見た。太陽の左下が欠けていた。太陽・月・雲・私・地球が一直線に並んだ時、すさまじい東京への妬み嫉みの感情が私から、この近隣住民から沸き起こった。でも部分日食を見られて幸せだ。ウィキペディアの表で見ると部分日食は皆既日食金環日食より少ないようだ。(この表が皆既日食金環日食を集めた表かもしれない。)