ツタンカーメン展

20日に東京の上野の森美術館で催されているツタンカーメン展へ行ってきた。ツタンカーメンの王墓から出てきた埋蔵品やツタンカーメンやその家族にまつわるものがきらびやかに展示されている。ツタンカーメンという有名なエジプトの王様で発掘時にはファラオの呪いと言われるような発掘関係者が次々に亡くなるというような伝説もあるので会場は大盛況であった。大盛況すぎて展示品をじっくりつぶさに観察観賞するということはできず人ごみに流され押され潰された。古代文明に思いをはせたり古代の技術や美意識に感銘を受けたりする余裕はなかったが、それでもいいものを見たし贅沢なものを見たという気分にはなった。さらにシャプティーという言葉を覚えた。シャプティーは2・30㎝ぐらいの高さの人形で、死後、死者の代わりに仕事をするためお墓に埋葬されたものだ。私も死んでからも仕事はしたくないので150年先の私の死後、シャプティーを私のお墓に納めてほしい。